自己紹介

 

理学療法士 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター)

急性期から在宅まで幅広い分野で活動し、脳神経外科急性期や神経内科領域の呼吸ケアにおいて第一人者として活躍している。

 

日本で最も多くALS患者をみている理学療法士であり、国立病院で初めて救命科に所属した理学療法士でもある。  

 

2006年に「医療」に掲載された原著論文がコメディカルとして初めて塩田賞を受賞、学会発表でも数多く受賞している。講演活動も精力的に行っており、特に、2010年に英国 聖クリストファーホスピスにて研修終了、早稲田大学大学院にて緩和医療学・臨床死生学過程卒業後はリハビリテーションにおける緩和ケアやQOLの新しい考え方について啓蒙活動をしている。  

 

2011年より現職である国立精神・神経医療研究センター病院身体リハビリテーション部理学療法主任となり、院内では、臨床業務に加え、呼吸ケアサポートチームや医療モデルのロボットスーツHALにかかわる主メンバーとして活動している。院外活動として、日本神経難病リハ研究会や理学療法士協会関連の世話人、地域の包括的ケアの拡充活動に加え、中国やネパール等の呼吸ケアの普及に奔走し、国際的な活動をしている。

 

【第1回】リハビリ室の外で農業。チームアプローチの原点はそこに

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【第2回】ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の離床。医者や看護師の反対意見に対して

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【第3回】イギリスの緩和ケアと障害受容

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【第4回】LICトレーナー、ついに開発。神経筋疾患の救世主。 - 理学療法士 -

 

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資格

専門理学療法士(内部障害系、神経系) 

認定理学療法士(神経障害、呼吸、代謝) 

呼吸療法認定士 

介護支援専門員 

日本糖尿病療養指導士 

日本救急医学会認定ICLSインストラクター 

アメリカ心臓協会認定BLS・ACLSプロバイダー 

Lee Silverman Voice Treatment(LSVT) LSVT BIG therapist

院外活動

日本神経難病リハビリテーション研究会世話人 

東京都理学療法士協会北多摩ブロック世話人 

東京都理学療法士協会代議員 

小平市リハビリテーション協議会世話人学術部部長 

公立昭和病院 非常勤講師 

Shanghai Charity Foundation Special Found Caring For Children with rare disease of Duchenne Muscular Dystrophy as the Medical advisor(2013-2015) 

JICA草の根事業「カトマンズ盆地における呼吸器疾患患者の早期社会復帰支援に向けての取り組み(2015-2017)―呼吸リハビリテーションの普及―」における専門アドバイザー

専門分野

 急性期理学療法、呼吸理学療法、神経筋疾患理学療法、内部障害理学療法

原著・総論

 寄本恵輔:筋萎縮性側索硬化症における呼吸理学療法の適応と有効性に関する研究.IRYO.Vol.59.No11:598-603.2005
 寄本恵輔:「今を生きる」を支援する緩和ケアとしての訪問リハビリテーション−セントクリストファー・ホスピスの研修を受けて−.訪問看護と介護.Vol.15 No.11.889-894.2010
 寄本恵輔:理学療法士の役割. 慢性呼吸不全治療におけるチーム医療―長期人工呼吸器装着患者のより安全で快適な呼吸療法のために―. Clinical Engineering Vol.26 No.2.126-130.2015
寄本恵輔、小野充一:モナッシュ大学から学ぶオーストラリアの緩和ケア・心のケア.緩和ケア.難病と在宅ケア.21(3).44-49.2015 

寄本恵輔、有明陽佑:ALSの呼吸障害に対するLIC TRAINERの開発-球麻痺症状や気管切開後であっても肺の柔軟性を維持・拡大する呼吸リハビリテーション機器-.難病と在宅ケア.vo.21.No.7.9-13.2015
寄本恵輔:小森哲夫(監) 神経難病領域のリハビリテーション実践アプローチ.呼吸障害93-116.MEDICAL VIEW.2015